いいもの悪いもの

自分が「良いなあ」と思うもが他人もそう思うとは限らない。小さい頃からその傾向はあったんだろうか?でも、良いなあと思うものはすぐに消えたり死んだりして目の前からは無くなる事が多い。流行り廃りは勝手気ままに同調するだけで、それを追っているという感じはあまりしないから、昔から浮いている。話題はついていけるけど、ついてきてもらうことは少ないかもしれない。年をとればそれが重なって更に狭くなって身動きが取れなくなってきている。話を合わせることは出来るけど合わして貰う事は少ないというワケ。別段高尚な話でもないけど、共感する部分が少ないから導入を長く説明しなければならないから、前置きで双方が疲れてしまう。話をするのがこんなにも面倒で疲れるのかと思うことも多い。だから自分の話はあまりしないし、時間的に出来ない。人の話に合わせて調節してその場をやり過ごす。後は疲れるから自然に消滅して終わり。なんとも詰まらない感じだけど、そうなってきてしまったからそうして続けるしかない。決して「何でこれが良いんだろう?」とか思って悩んだりしない。そのときの体調がよければ、合わない理由を探して説明するし、時間も体力もなければ無視するだけ。自意識過剰というのは有るけど、これは他意識過剰とでもいうんだろうか?常に他者が存在しそれを元に全てを調整する。といっても何から何まで他人の喜ぶために合わせるわけじゃない。予定調和?均衡が崩れないための操作をする。気遣いが出来るとはまた違う次元の話かもしれない。今の人たちには少ない人種が出来てしまっているのかもしれない。