火曜日か

出掛けている。毎日何処かへ向かって帰ってくる。扉は変わらず、また殆どは変わっていない。夏休みになれば帰省するする人もいるのだろうけど、生まれた場所、育ったところは有るけれど、見覚えのある風景も人間も殆どまんまじゃないので、帰るところも無くなっている。だいぶ前に帰ったときは、あまりにも景色が変わってしまって、半分迷子で吐き気も模様した。カッコ良く言えば、故郷はもう無くなってしまった。或いは根無し草になっているようだ。思い出の品も匂いも音風景も何も重ね合わせることは出来なくなっている。
所でいつまで続けるのだろうか?今が息を止めていなければ成らないときなのだろうか?時?今は普段の時流なのだろうか?