薄ぼんやりした日常

テガミバチを見た。偉い人がその地を旅立つとき、仲良しになった人間に、髪飾りをあげて友情の印とした。もらった子は、貧乏で親の借金の取立てで困っていた。取立て屋はその髪飾りを見つけて、これを売れば借金だけじゃなくしばらくは暮らせると言った。その子は少し迷ったけど、出来るだけ高く売って下さいと言った。何だろう、悲しいような悔しいような、状況は違うけど、好きで買ったマンガを僅かな金をもらって腹を満たすだけのために売りさばいた自分が凄く悔しくて悲しくて情けなくて上を向いた。物語はその後やんわりとハッピーエンドに向かった。mxはまだ生きながらえて腐った生活を続けている・・・。