待っているのは?

モノに対する好き嫌いなんて、気まぐれで不確かなもので。どちらかと言うと何でも良いことが自己暗示のためにものすごく必要なものと感じてしまう。食いものだって本当は食べられるかもしれないけど、嫌いなものは匂いをかいだだけで吐き気もする。ただ、好きな食べ物は何ですか?って聞かれることは少ないけど、結局は特に無いと言って閉口されるのがオチですね。好きなマンガ、本、ドラマ、アニメ、音楽、人間…。時刻が過ぎれば、こんなもの好きだったっけ、って思うモノや未だに継続しているもの、一時期どうでもよかったものが再び気になるものになったり、そん時の気まぐれや体調で全てが変わって凡てが決まる。
飽きっぽいのか、一通りの作品を見たり聞いたりすると熱が冷めて、距離を置いて忘れた頃再び見たり聞いたりして取捨選択したりする。小さい頃からそんなことばかり繰り返している気がする。でも、後になって何で捨てちゃったんだろうとかを数日後悔するけど結局は忘れちゃってボーっとしている日々が続いたりする。忘れたり想い出したりするのはどんな意味があるのだろうか?そんなことを考えるのは面倒だから、思いだせないもの=それほど良くないものとしてしまう事が多いけど、そんなに単純な話なんでしょうか?思いだせない行為って、思いだし方を忘れているだけで、全てを忘れている訳じゃないのはもう知っているから、思いだし方を訓練していたけど、結局それも忘れてしまう。堂々巡りの時間の無駄って奴でしょうか?