カンゲキ1

昼間、ビリーさんと小野さんが出演する芝居を見に行く。池袋だけど駅から近いと勘違いして余裕な感じで行くと地図上では…遠い・・・。15分ぐらい遅れて会場へ。舞台芝居を見慣れていないためか、???を並べながら黙ってみる。小野さんとビリーさんが漸く登場。前回の吉祥寺の芝居に比べて内容の違いのためか二人の表情に明るさが無い。実際問題、個人的には面白く無いなあと思いながら見ていた。服部良一の話なのに本人が中々出て来ない。(実際には場面転換毎には語り部的な感じででていたんですけどね)ミュージカルではなく芝居である事をもっと認識して見るべきだったかもしれません。肝心の(服部良一の)曲があんまり流れないなあと思っていると、「10分間の休憩です。」おお、まだ当分続くのか?!ぼうっと立っていると邪魔だったらしく、係りの人からこちらが空いているので座って下さいとの指示が来る。暫くして続きがスタート。時代背景が、戦前戦中戦後の話なのでだんだん暗くなるのはしょうがないのですが、それにしても・・・と言う感じで話がクライマックスに進む。服部良一物語というより李香蘭物語のような気が・・・。ユダヤ人の話のくだりとか、(無意味な)暗殺シーンとか、玉音放送とか、赤い旗を振り回すドラムソロのシーンとかなんで・・・とか思いつつ観劇してました。終盤はやけに猛スピードで完結して、分かりやすい抱擁シーンや希望も絶望も無く「夢オチ」で終わってラストは「東京ブキウギ」などの生演奏をやってお終いだった。観客席もそれなりに盛り上がっていたので、真っ当な人は面白いと感じるんだなあと思いながら会場を後にしました。やっぱ、只見はいけませんねタダ見は・・・。昔シモキタで見た、プロレスラーのアキラが出ていた小野寺丈(石森章太郎の息子さんで俳優)の芝居は、集団自殺ネタでやや夢ネタ風だったけど、大分面白かったけどなあ・・・。戦争を知らない子供、若しくは芝居を知らない子供には難しかったのかなあ・・・。帰って残っている仕事をしよう・・・